SATSUKI(五月みどり) / おどる三世代 ('99)


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演歌歌手が時々ジャンルを越境した作品がわりと好きで、最近のヒットはYouTubeでたまたま見つけた五月みどり(SATSUKI名義)の「おどる三世代」がとても良い。ちょっとポンチャック味のあるチープな響きのあるハウスビートの曲で、エアロビクスを意識した振付カードつきの8cm短冊CD。

2021.9.2

今朝、殺人事件について友人とやりとりをしているうちに教えてもらった藤沢悪魔祓いバラバラ殺人事件。

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被害者がスピッツ・ア・ロコというバンドのリーダーで、しかもメジャーデビューをはたしていたというのが驚いた。悪魔祓いというから、どんなメタルかハードコアな音楽をやっていたかと思いきや、メンバーそれぞれ祖父母、父母、子どもに扮し、人情家族バンドという設定のコミックバンド。

YouTubeにアルバムが上がっているが、おふざけというよりはポップ・ロックな感じである。DJ目線で言うとレゲエ調の「悲しみのブルージー・ナイト」、オリエンタル歌謡「靴磨きおじさんの浪花節」あたりが個人的に推し曲か。


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作品の内容というより、事象そのものがある意味カルト盤なので、流石にこれを珍盤だといってラジオなどで紹介するのには躊躇われる。

2021.9.1

今日から9月。音楽で9月といえば、Earth, Wind & Fireの「September」('78)。

ディスコを代表する楽曲といっても過言ではない多幸感のある名曲だが、日本でもいくつかのカヴァーそれも日本語での歌唱がいくつか存在する。

 

三井桜子 - September ('97)


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なんと、アースのリーダーであるMaurice Whiteもプロデュースしているというが…。バブル崩壊とはいえ、それでもまだ日本の音楽業界にはお金があったのだろうか。アルバムでは他に「Fantasy」や「Boogie Wonderland」の日本語カバーもやっている。

 

そして強烈なのが桜田淳子渋谷公会堂でのライブバージョン。

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 MCからはじまる歌詞のズッコケ感がたまらない。1979年のライブだから翌年にカヴァーしているからタイミングもやけに早い。この当時のアイドルはライブのレパートリーでカヴァー曲が多いので楽しい。まだ何か見つかりそうである。これは吉沢dynamite.jpさんのMix CDで知った。

 

女王様 - 女王様物語第二章 ~踊る女王様~ ('96)

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洋楽の直訳でヒットを放った王様のスピンオフといった感じだが、同一人物ではなく、正体は爆風スランプパッパラー河合。ロックメドレーの「女王様物語」の続編として直訳したのはディスコソングメドレー。おふざけ企画だけど、さすがはメジャーアーティストだけあってか音はけっこう本格的。DJの川西卓さんのツイートで知った。それにしても12inchシングルがあるということか?収録曲は以下のとおり。

九月(September) 〜 それなんです(That's The Way (I Like It)) 〜 丸太小屋酒場(Copacabana (At The Copa)) 〜 愛だけ(Can't Give You Anything (But My Love)) 〜 ジンギスカン(Dschinghis Khan) 〜 西へ行こう(Go West) 〜 君にくぎづけ(赤ちゃん見つけた)(Can't Take My Eyes Off Of You)。

2021.8.31

天神イムズが本日で閉館。福岡には中学の3年間住んでいたのでそれなりに思い入れのある土地だ。中学生にとってはその当時興味のあったゲームやマンガなどを扱うようなテナントがなかったので行くことはほぼなかったけど。福岡から東京へ行き、故郷の長崎にUターンしてから大人になってからのイムズの方がイベント絡みで行くことが多かった。三菱地所アルティアムでの都築響一さんの展示や、その打ち上げとか。イムズホールでのオリジナルメンバーとしては最初で最後に行ったサニーデイ・サービス。最後に行ったのは最前列で聴いた土岐麻子のコンサートか。コロナ禍ですっかりそういうイベント事がまるで遠い時代の記憶になってしまっているのが切ない気持ちになる。そんなイムズで撮られたPVがGWINKOの「よくばりなウィークエンド」。

GWINKO「よくばりなウィークエンド」('90)


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こうして見ると思いっきりバブリーな建物だったんだなと思うとともに、曲は今のシティポップやブギーなどにも通じるサウンドで一周してアリだと思う。このGWINKO安室奈美恵、MAX、SPEED、DA PUMP、Folderといった一時代を築いた沖縄アクターズスクールの一期生でタレント第一号なんだそうな。作曲したのは初期の久保田利伸の編曲などを手掛けた杉山卓夫。

12月17日

昼と夜あわせて30達成。

 

ジムに行き、汗を流す。トレーニング後の風呂が気持ちいい季節になった。

 

ディスコの華やかさを象徴する欠かせないアイテム、ミラーボール。そのミラーボールが華やかさが全くない6畳間で1人で作られているという記事をカノジョ氏のRTで知る。記事の後半には、ミラーボールのミラーの形状も丸ミラーと角ミラーという違いがあること(この職人が作るのは丸ミラー、光が丸く美しいという)、東京で作っているのはこの職人だけで、あとは大阪だけという寂しい状況をも伝えている。

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12月16日

cero『Obscure Ride』、同じくceroのOMSBのリミックスが収録された『Summer Soul』のEP、 Jintana & Emeralds『Destiny』のアナログ盤が届く。

 

カノジョ氏のいる前で延々と電話をしてしまい、申し訳ない気持ちになる。七尾旅人のチケットを先に入手しようとLASTに行くもまだ開店しておらず、急に冷えてきた外で1時間ばかり待つわけにもいかず、鳥じゅんでご飯。焼き物数本と、ここはもつ鍋が1人前から食べれるのが嬉しい。1人前といってもカノジョ氏と2人で〆のちゃんぽん麺も食べると満腹。

 

ちょうどオープンしたぐらいのタイミングでLASTに入店。佐賀のデザイナーの方に頼んだというセンスの良いチケットを受け取る。ぴあなんかの味気ないチケットと次元の違う紙質にもこだわった素敵なデザイン。Rさんから聞く、ちょいWBO(悪くてバカで面白い©菊地成孔)な話やら、先日の石木ダムについての違った角度からの話などを聞く。

12月15日

昨年、盛大に執り行われた嬉野観光秘宝館のお葬式。その嬉野秘宝館の中でも酒池肉林と呼ぶに相応しいハーレムで行われたライブの模様をおさめた『嬉野観光秘宝館のお葬式、ライブ・イン・ハーレム』の上映会が来年シエマであるのだが、主催者であるフジトミタクミさんによると、もうすでにチケットがなくなりそうと書いていたので、慌てて予約をいれる。

 

昼に婆ちゃんの様子を見に、病院へ。

 

来年4月にZepp 福岡での岡村靖幸のチケットの抽選結果発表とともに販売開始の日でもある。ぎりぎりまで電話があったりお金を下ろしそこねたりで、30分ほど入手が遅れてしまったが、まずまずの番号。次回はひと月だけでもファンクラブに入会するかなぁ。

 

夕方、カノジョ氏と合流し、ジムで汗を流す。

 

来年、先生宅でおこなわれる初笑?パーリーのネタ仕込のつもりでツタヤでいろいろ借りるも、ふつうに借りたいやつを借りてしまった。