10月18日(晴)

カノジョ氏と友人のIさん、Yさんとtoaluのイベント“とあるKitchen”へ。東京千駄木にある檸檬の実の店主・イダマイコさんの手による素敵なプレートランチは、佐世保井手蒟蒻店やイサキや蜜柑など長崎の食材を使い、波佐見町senという器やクロスといったコラボレーションがとても良かった。ただ美味しいという食だけじゃなく、目にも美しい器が美しいライフスタイルを演出していて、普段ガサツな食べ方をしている身としてはとても新鮮だったし、少しでも普段の生活に還元できればいいなと感じた。インパクト抜群のちゃんぽんキッシュはちょっと気になったなぁ。このイベントのために製作されたという檸檬の形をしたかわいいsenのプレートや、檸檬の皮を混ぜただけじゃなくパッケージも含めて檸檬の形をした井手コンさんの蒟蒻もならび、その熱意がこちらも伝わってきて思わず手に取る。また次回もやってほしいし、定例化してもらいたいものだ。

 

toaluの爽やかな風を出ると、なにやらMADな喧騒が…そう、YOSAKOIである。知り合いの方が出ているのでちょいと覗きに行くと、久しぶりなSくんを発見。彼も本来ならとあるKitchen行きたかっただろうが、カメラマンを買って出ている以上は付き合わなくちゃいけないのだろうな。Yさんもご家族で休日パパという姿で観戦していた。なんでもJR九州のチームがかっこいいと言っていたので、その場でiPhoneで検索かけてみるとたしかに。そこら辺のYOSAKOIとは違って衣装からしてかっこいい。さすがセンスの良いYさんである。これはYOSAKOI本流には反するのかもしれん(よく分からん)が、差別化を図る意味でもこういうチームがもっとあっていいと思うんだけどな。元々、伝統なんてないんだし。


JR九州櫻燕隊 YOSAKOIソーラン祭り2015年 第24回 (よさこい) - YouTube

 

あと、Yさんがテラスでグラスビールを飲んでいたのが気になって訊くと、なんとVitoでアルコールを扱っていることが判明。それも、そこそこ種類があるではないか。天気の良い昼下りに呑むのもアリではなかろうか。

 

スタバが混んでる様子だったので、コーヒーショップではなく、くにまつに行くも空いておらず、山本コーヒーでコーヒーを飲む。テーブル筐体(稼働しておらず)がテーブル代わりに端っこにちょこんとある占い機など、これはこれで俗っぽい昭和の喫茶店然としていて乙なものである。

 

名切町へ移動し、ファイナル進出をキメた知り合いの方が出ているチームの演舞を観る。サッ、セッ、ボォォ〜〜!!というフレーズが入る曲には笑ってしまったけど、仲間同士が一丸になって、ひとつの目標に向っていく気迫はこちらにも伝わってきた。ひとつ観ただけでお腹いっぱいになったので、cafe bar Algernonに移動して、コーヒーと週末プリンをいただき、軽く休憩。

 

先日のケンカの原因にもなった(?)楽市楽座にリベンジ。今日はゲストに佐世保在住のピアニスト重松壮一郎さんとおきつななこさんの演奏も加わるというスペシャル感もあったので観に行くことに。楽市楽座とは、夫婦と娘の家族3人がメンバーの移動劇団である。まさに昭和を思わせる旅芸人スタイルである。お手製の水が張られた円形のステージにギターやバイオリンと音楽を交えつつ、シュールな笑いあり、シリアスありの内容で思っていたより面白かった。あのグラグラ揺れるステージにオルガンを持込、演奏する重松さんや、島唄を思わせるおきつななこさんの歌声、セッションという形で加わる楽市楽座と三日月が生える秋の夜長であった。来年行くときは小銭を多くして行こうと思う。