10月23日(晴)

Eテレニッポン戦後サブカルチャー史Ⅱ DIG深堀り進化論』は録画して、裏番組と言っても同じNHKの『ドキュメント72時間』を観る。今日は「旅漁師 イカ釣り人生」。山口県特牛(こっとい)港という聞き慣れない港の沖で穫れる高級食材として高値で取引されているというケンサキイカを求めて、全国から訪れる漁師たちの3日間を追う。一年間の半数以上を船の上で過ごす海上生活者の日々は陸で普通に暮らしている我々とは違う生活がそこには存在しているのだなと思った。

特に印象的だったのが、夫婦でしていた漁の仕事を体力の限界を理由に引退した奥さんが、沖で食堂の仕事に従事しているのだが、蒲団やベッドのある陸での生活に馴染めないのか、車の後部座席を倒して自家用寝室を作りあげ、そこで寝泊まりしているというから、まさに職業病とはこういうことを言うのだなと思った次第である。

 

夜に豚鍋を食べて、何度もトイレを往復。ちゃんと豚肉に火が通りきらなかったのが原因なのだろうか。鍋が美味しくなるこの季節、あまりにも弱すぎる自分の胃腸が情けない。